エコノミータイプ新登場!


ヘリオス脱水機エコノミータイプ

特徴と開発経緯

product01_05直径、肉厚の異なる大小の円板を主体に構成されるろ過体を、上下2段に配置した脱水装置は、従来機と同様の構造です。異なるのは、必要なろ過機能を維持しつつろ過体回転トルクの低減を達成した、スペーサー(PPS樹脂製PAT.)の採用と、ろ体構成、ろ体本数の削減です。(従来機より4本減)多重円板型脱水機の特徴であるろ体は、ステンレス製の円板が噛み合いながら回転することで、ろ過面の再生が行われます。但し、噛み合い部では汚泥と円板間に摩擦抵抗が発生するため、畜産関係生汚泥や、粘着力の高い油脂系加圧浮上スカムなど抵抗の大きなスラリーでは、ろ体駆動トルクが増加し、過トルクのため運転不能となる事態が多発します。こうした汚泥に対しても安定した脱水が行え、且つ安価な機械の開発これが今回のテーマです。

エコノミーろ体

product01_06右図のように本機のろ体は、ろ過機能を有するステンレス円板部とろ過機能のない樹脂性スペーサーで構成されています。あえてろ過面を削減したのは回転抵抗の低減による安定運転の確保(過トルク防止)と省エネルギーのためです。 長年に渡る弊社の経験と、研究開発の結果、必要なろ過・脱水機能を確保しつつ従来機同様目詰まりのない安定した脱水能力を有する省エネろ体を実現しました。汚泥を介在とした回転抵抗は従来型ALL SUS304ろ体と比較し、約50%の低下(当社比)を達成しており余剰汚泥は勿論従来型ろ体では過トルクの多発で適用の難しかった加圧浮上スカムや畜産関係生汚泥などでも安定した脱水能力を発揮します。



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